DiSPiИAのドラム、ベース、ギターのレコーディングを行っておりました。 今回も事前にプリプロデータ(パラデータ)を用意して頂き、プリプロデータを差し替えるレコーディング方式を採用しております。 プリプロデータを聞きながらレコーディングする事で、楽曲に表情がつき、取りこぼしの確認も行いやすいです。
マイク乗りを考慮したドラムチューニング
ドラムは常設TAMA Granstar Custom(1バス、2タム、1フロアタム)、スネアは元-hajime-さん所有のTAMA NSS1440【PRODUCED BY SOUL TOUL】と常設Pearl CS1450 14×5のスネアを使用しております。 タムは10インチと12インチを選ばれており、バーチ材ならではの暖かみと明瞭なピッチ感でスネアからタムに流れるフィルとの相性も抜群です。 タム類のヘッドにはREMO コーテッドアンバサダーを使用しており、ドラムセットの中でも埋もれる事のない存在感を出してます。 ドラムチューニングは楽曲毎にプレイヤーとエンジニアで話し合いマイク乗りを意識したピッチを作り、様々なミュート方法で最適な倍音をコントロールしております。 ドラムのピッチや倍音は収録後に調整する事が難しく、録り音の段階でしっかり決めていく事でその後のレコーディングの進行や作業内容に大きく影響します。
ベースアンプ録りならではの高密度ローエンド
ベースは巴さん所有のInnerWood製カスタムベース、ベースアンプにAMPEG B5R、プリアンプにMXR M-80 Bass D.I. +、DIにAVALON DESIGN U5を使用し、 ライン録りとアンプ録りを同時に行い、アンプ録りのHAにVINTECH AUDIO X73、コンプコンプレッサーにUniversal Audio 1176LNで高密度のローエンドを収録しております。 上記以外にもケーブルにBELDEN 8412とZAOLLAを併用してノイズレスなサウンドでミックス前でもその迫力あるサウンドを実感します。
特別仕様のTRIAMP MKII
ギターは涼夛さん所有のPRS Custom24、アンプにはHughes&Kettner TRIAMP MKIIを使用してます。 CPR STUDIOのTRIAMP MKIIはRUSHのAlex Lifesonシグネチャーモデルで電源を入れると紫色に光る特別仕様です。(通常は青色) アンプ録りのマイクは定番のSHURE SM57やAKG C414B-XLSの他に、低域用マイクにキックやベース等の低域収録に特化したLEWITT DTP 640 REXでダウンチューニングのニュアンスを正確に捉える事が出来ます。
まとめ
最近ではダウンチューニングもデフォルトとなりつつあり、しっかり低域を収録出来るレコーディング機材を使用する事も重要なファクターです。 特にマイクの周波数特性がアンプからの出音の低域帯域にマッチしない場合、アンプ録りの良さを120%発揮する事が出来ません。 CPR STUDIOではレコーディング定番マイクから、低域をしっかり収録出来るレンジの広い最新マイクまで、様々なマイクや機材をご用意しておりご希望のサウンドを忠実に収録出来ます。 的確なサウンドアドバイスを行い、良質なレコーディングを行うCPR STUDIOはこちら DiSPiИA Official Site ]]>
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