世代を超えて支持されるギターヘッドアンプ Marshall社のアンプとして、世界的大成功を納めたJCM2000シリーズの中でも評価の高い3チャンネル仕様ハイゲイン・サウンドのヘッドアンプで3つのチャンネルは独立しており、EQもそれぞれ個別に設定することが可能。 その操作性の高さからライブでのパフォーマンスも申し分のないアンプとなっています。 最大の武器である、いわゆるマーシャルトーンを鳴らすことの出来る当機種は、その発展の歴史からストラトキャスター、テレキャスター、レスポールといった定番のギターとの相性は抜群です。 定番ギターは勿論、最新機種まで多種多様なギターにおいてもギター本来の持つ特性を最大限に引き出すことができます。 非常に長い間第一線で活躍しているアンプなので、今もなお多くのギタリストから支持されています。
幅広い音色を作り込むことが出来る魅力ある3チャンネル
クリーンチャンネルは、煌びやで癖のないまっすぐな音が得られます。 その素直なサウンドはリバーブやディレイなどの空間系エフェクターの特性を十二分に生かす事は出来ます。 クランチチャンネルは、ゲインの位置をコントロールすることによりオーバドライブからディストーションまで幅のあるセッティングが可能でバッキングからリードまでこなせる万能のチャンネルとなっています。 リードチャンネルは、しっかりとドライブさせることにより豊かなサスティンを得ることができ、単音主体のフレーズ等には圧倒的な存在感を与えてくれます。エレキギター本来のニュアンスをしっかり表現している歪み方です。 プレゼンス(超高音)の調節も可能となっており、DEEPボタン、MID BOOSTボタンを操作することにより低域や中域までも更なる変化を加えることができます。
エンジニアオススメのキャビネットの組み合わせ
エンジニアがオススメするMarshall JCM2000 TSL100と相性の良いキャビネットはHIWATT SE4123との組み合わせです。 ブリティッシュサウンドの代名詞でもあるMarshallと同じくイギリスを代表するHIWATTの組み合わせは本物のブリティッシュサウンドを作り上げます。 密度の高いミッドレンジはミックスダウンの際にギターが必要とする帯域そのもので、他ソースと混ぜた時の立ち振る舞いはこの組み合わせだからこそ出来るサウンドです。 HIWATT SE4123以外にも定番Marshall 1960Aや背面がセミオープンで分離の良いMesa/Boogie Road King Slant Cabinetとの相性も素晴らしいです。
まとめ
特徴的な機能をたくさん有している当機種ですが、最終的に目を引くポイントは、なんといってもやはりその抜けの良さではないでしょうか。 トラック数の多い楽曲の中に置いても埋もれることはなく、表現したいことをダイレクトに伝えることができる音は作品のクオリティを何段階も引き上げてくれます。 いろいろな種類のアンプを手にすることが容易となった最近では、その本当の価値が見えにくくなっているのかもしれませんが、最終的に帰ってきたくなるような、そんな安心感を持ったアンプです。 尚、生産がすでに終了となっており滅多に体感することが出来ない1台で最高のギターサウンドを収録出来ます。
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