入念な音作りで混ざりの良いドラムサウンド
ドラムはCPR STUDIO常設のTAMA Granstar Custom(BD24x16,FT16x16,TT13x10,TT12x9)、 スネアはサポートドラムのTakuYa氏(ALzebRA)所有のTAMA ブラス 14×6と常設のDW EDGE Series 14×5を使用しております。 重心の低いチューニングをご希望でTakuYa氏とエンジニアでピッチ調整、倍音調整、マイキングなど入念な音作りを行っております。 ドラムレコーディングの場合、レコーディング後にドラムの各ソースのピッチを変更するのは難しいので、プリプロデータと収録したドラムサウンドを混ぜて細かいサウンドチェックを行っております。 今回のドラム録りでの使用したマイク、HA、コンプレッサーは下記となります。
キック(IN):AUDIX D-6→VINTECH AUDIO X73(HA)→Universal Audio 1176LN(COMP)
キック(OUT):LEWITT LCT940(TUBE 50: FET 50)→SSL XLogic Alpha VHD Pre(HA)
スネア(トップ):SHURE SM57→NEVE 1272→Shinya’s Studio 1U76 Rev.D(COMP)
スネア(ボトム):SHURE SM57→Shadow Hills MONO GAMA(HA)
ハイハット:AKG C451B→TL AUDIO PA2001(HA)
タム(ハイ):AUDIX D-2→TL AUDIO IVORY2 5001(HA)
タム(ロー):AUDIX D-2→TL AUDIO IVORY2 5001(HA)
フロアタム:AUDIX D-4→TL AUDIO IVORY2 5001(HA)
トップ:AKG C414B-XLS→SSL XLogic Alpha VHD Pre(HA)→UREI 1178(COMP)
ライド:RODE NT5→TL AUDIO PA2001(HA)→TUBE-TECH LCA2B(COMP)
ルーム:NEUMANN U87Ai→SSL XLogic Alpha VHD Pre(HA)→TUBE-TECH LCA2B(COMP)
ライン録りとアンプ録りで自然で厚みのあるベースサウンド
ベースレコーディングはユキト氏所有のLAKLAND 5弦ベース、プリアンプにMXR M-80 Bass D.I. +、DIにAVALON DESIGN U5、アンプにAMPEG B5Rを使用しております。 U5でライン回線とアンプ回線に分岐してライン録りとアンプ録りの2回線を同時に収録しております。 アンプ録りはのマイクは低域収録に特化したLEWITT DTP 640 REX、HAとEQはVINTECH AUDIO X73、コンプレッサーにUniversal Audio 1176LNを使用し、 EQで60hzを少し持ち上げて厚みを出し、コンプは3~5dbの間でリダクションして粒立ちを揃えております。 ミックスの際はライン録りをメインに音作りを行い、アンプ録りは低域用に使用しております。 ライン録りのみの場合はプラグイン(WAVES RBASS等)を使用して低域を強化しておりますが、ライン録りと同時に収録したアンプ録りのサウンドで強化する事でプラグインより自然で厚みが増します。
まとめ
ドラム単体やベース単体で音作りした場合、他楽器に混ぜた時に他楽器にマスキングされて馴染まなかったり埋もれてしまう事もありますが、 プリプロデータと混ぜながら音作りやレコーディングを行う事で仕上がりを意識した音作りを行っております。 CPR STUDIOではアーティストの意向を尊重しつつ、エンジニアは楽曲全体イメージを把握して各楽器が1番聞き取れる機材の選別や収録方法でレコーディングを行っております。 上記で紹介した機材や収録方法はサウンドイメージとプレイヤーの意向を尊重した例となっており、テンプレート化されたレコーディングではなく日々研究を重ねた最良の方法でレコーディングを行っております。
【CPR STUDIO】
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