ドラムセットは煉氏所有のMAPEXのセット(BD22、RT10、TT10、TT12、FT14、FT16)、スネアはPearl Ultra Cast(UCA1450 14×5インチ)、ZILDJAN、SABIAN、MEINLのシンバルの組み合わせを使用してます。 今回のレコーディングでは前回のレコーディングで使用されなかったロートタムを使用しており、回線数は15トラックになっております。 多点ドラムセットの場合、トップマイクの位相を合わせる事が難しく、微妙な調整を繰り返す事で限りなく位相のズレがない状態で収録してます。
各ソースの特性を最大限に引き出すアウトボード
スネアトップのHA(マイクプリ)にはビンテージHAで御馴染みのNEVE 1272を使用し、更にレコーディングエンジニアに定評がある新進気鋭ブランドのShinya’s Studio 1U76 Rev.DでオールドNEVEの倍音を含んだ密度あるサウンドに。 Shinya’s Studio 1U76 Rev.Dは同じくUREI 1176 Rev.Dを再現した現行のUniversal Audio 1176LNに比べて少し重心が高いのでスネアのコンプレッサーとして最適です。 ロートタムのHAにはレスポンスの早いShadow Hills MONO GAMAを使用し、ロートタムのアタック感を忠実に収録してます。 部屋鳴りを収録するルームマイクにはSUMMIT AUDIO TLA-100Aでコンプレッションする事でウォームで纏まりのある部屋鳴りを。 ハイハットとライドにはAVALON DESIGN AD2044で軽くコンプレッションしており、AD2044独特のクリーンなサウンドに仕上げてます。
●シグナルフロー
KICK_ON:AUDIX D-6→VINTECH AUDIO X73→Universal Audio 1176LN
KICK_OFF:YAMAHA SKRM100(SubKick)→SSL XLogic Alpha VHD Pre→TUBE-TECH LCA2B
SNARE_TOP:SHURE SM57→NEVE 1272(Marinair)→Shinya’s Studio 1U76 Rev.D
SNARE_BTM:SHURE SM57→SSL XLogic Alpha VHD Pre→Empirical labs Distressor EL-8
HH:AKG C451B→SSL XLogic Alpha VHD Pre→AVALON DESIGN AD2044
ROTO_TOM(HIGH):Electro-Voice N/D468→Shadow Hills MONO GAMA
TOM(HIGH):AUDIX D-2→TL AUDIO IVORY2 5001
TOM(LOW):AUDIX D-2→TL AUDIO IVORY2 5001
FTOM(HIGH):AUDIX D-2→TL AUDIO IVORY2 5001
FTOM(LOW):AUDIX D-4→TL AUDIO IVORY2 5001
TOP:AKG C414B-XLS→AMEK 9098DMA→UREI 1178
RIDE:RODE NT5→SSL XLogic Alpha VHD Pre→AVALON DESIGN AD2044
ROOM:NEUMANN U87Ai→SSL XLogic SuperAnalogue Channel→SUMMIT AUDIO TLA-100A
まとめ
CPR STUDIOのレコーディングブースは13帖と余裕のある広さを確保しておりますので、多点ドラムセットもストレス無くセッティング可能です。 ドラムセットやスネアのレンタルも行っておりますのでお気軽にご相談頂けたらと思います。 ご予約やお問い合わせ等、皆様からのご連絡お待ちしております。
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