レコーディングスタジオでレコーディングをする時は、エンジニアとプレイヤーが一丸となってレコーディングします。
そんなレコーディング時に、エンジニアに様々な要望を上手に伝える方法についてのティップとなります。
レコーディング時にエンジニアに要望を伝える重要性
レコーディングの現場において、エンジニアは音楽制作において非常に重要な役割を果たしており、アーティストやプロデューサーの要望を正確に理解し、それを実現するための要となっています。
一般的にアーティストやプロデューサーが音楽のビジョンを持ってレコーディングスタジオに入ると思いますが、エンジニアはそのビジョンを具現化するために、細かいニュアンスや要望を把握する必要があります。
そしてアーティストが望むサウンドを実現するために、コミュニケーションが欠かせません。
エンジニアに要望を明確に伝えることは、レコーディングセッションを効率的に進めるためにも重要で、エンジニアが要望を理解することによりテイク数が減り、時間も短縮できる事になります。
また、曲の雰囲気や感情、演奏スタイルなど音楽的な意図についても、エンジニアがこれらの意図を正確に理解し、技術的な手法で表現することで、レコーディングに音楽的な魅力を持たせることができます。
レコーディング現場では、技術的な問題が発生することがあり、そのような場合でもエンジニアに要望を伝えることで、問題を早期に発見し、対処することができます。
適切なタイミングで要望を伝えることで、修正が難しくなる前に対策を取ることが可能です。
エンジニアへの要望の伝え方
レコーディングの時に要望を伝える時は、抽象的では無く具体的に物事を伝えた方が良いです。
もちろん、エンジニアが意図を汲んでくれる場合もありますが、「何をどうしたいのか」具体的に伝えた方がレコーディングがスムーズに進行します。
特にレコーディングに関する技術的な面ではエンジニアを信頼して要望を伝えるべきです。
また、レコーディングが進んでから要望を出す事により、後になって修正や録り直しが必要となってしまうより、前もって要望を伝えエンジニアと相談しておく事をお勧めします。
ただし、途中で気付いた事や要望が出てきた時には都度エンジニアへお伝えください。
客観的な意見においてはエンジニアが力になれる事もありますので、是非ご相談ください。
エンジニアにとってプレイヤーの要望とは
プレイヤーの要望は、エンジニアにとって重要なガイドラインです。
良い作品を作り上げる点においてはプレイヤーの要望が重要と言えます。
プレイヤーからエンジニアに要望を出すことで、個性的なサウンドや、親和性の取れたサウンドをレコーディングすることが出来ます。
エンジニアがプレイヤーの音楽的なビジョンを理解し、それを具現化するために技術的なスキルを駆使してサポートすることで、最高のレコーディング結果を得ることができます。
そのためにもプレイヤーとエンジニアがコミュニケーションを取り、協力し信頼関係を築くことが重要です。
エンジニアの視点・プレイヤーの視点
レコーディング時におけるエンジニアの視点とプレイヤーの視点は似て非なる部分があります。
エンジニアはレコーディング時の技術的な側面の最適化が求められる事が多いため、プレイヤーの求める音作りやマイキング、音量などの調整など技術的な視点を持っています。
それに対しプレイヤーは自身の演奏の中で、音楽的な表現やインスピレーション表現の視点を持っています。
双方の視点は異なる部分はあっても相互の理解とコミュニケーションでレコーディングを進めることでより良い作品を生み出す事ができます。
プレイヤーならではの視点の要望もまずはエンジニアに伝える事で、技術的なフォローによってより良い結果を得られると思います。
まとめ
レコーディングの時にエンジニアへ要望を出す事は決して恥ずかしい事ではありません。
CPR STUDIOのエンジニアはプレイヤーとしての知識や経験があるのでどのような要望も一度お伝えいただければ必ずお力になれると思います。
どのような要望でも伝えてみなければ分からない事ばかりなので、一度伝えてみてはいかがでしょうか。
そしてレコーディングの前段階として、楽器の状態などが不安な場合、またご自身でのギターやベースの調整が難しい場合はCPR STUDIOの1階にギターリペア工房DNS-Draw a New Sound-を併設しており、DNSでリペアマンによる調整を行ってから完璧な状態でレコーディングを行えます。(DNSのご利用の際はご予約をオススメします)
もちろんレコーディングの面でも、皆さんの作品を素晴らしい作品に仕上げるようにエンジニアがお手伝いさせて頂きます。
要望やご相談があればお気軽にお伝えください。
そして今回ご紹介した情報が皆さんのレコーディング作業において参考になれば何よりです。
【CPR STUDIO】
HP:https://cpr-studio.jp/
Twitter:https://twitter.com/cpr_studio
Facebook:https://www.facebook.com/Cprstudio/
Instagram:https://www.instagram.com/cpr_studio_jp/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCNDqi4o6aFQCaBRXsEyj4eQ