レコーディングスタジオを初めてご利用になる方にとって『作業に必要な時間がわからないのでスタジオを何時間予約して良いかわからない』と言うお問い合わせを頂きます。
今回はCPR STUDIOでのよくあるバンド形式でのレコーディング予約時間を取り上げてみたいと思います。
今回はバンド形式でドラム、ベース、ギター、キーボード、ボーカルを1曲(3〜4分)レコーディングで作業時間となります。
上記の場合は10時間のご予約が多く、10時間の内訳を見て行こうと思います。
(ミックスダウン、マスタリングは別記事にてアップ予定)
10時間レコーディングの詳細
まずバンドレコーディングに関して一斉に録音する一発録りと個別パートを収録する別録りの2種類があります。
CPR STUDIOは1コントロールルーム、1レコーディングブースなので別録りでご利用になるお客様が殆どなので、今回は別録りにて進めます。
今回楽器隊に関しては最初から最後まで3回通しで録ってから、気になるポイントを部分的に修正する録り方で記載しています。
まず最初にレコーディングするのはドラムです。
ドラムはドラムセットの組み立て、各種チューニングが終えてからマイキングを始めて音が決めるまでに大体1〜1.5時間は必要になります。
細かい音作り(スネアやシンバルの選択、チューニング、マイキングなど)を突き詰めると音決めで2時間以上掛かる場合もあります。
音が決まって録り始めて1.5時間程度はかかります。
この1.5時間には録る時間にプレイバック(確認)する時間も含まれており、録る時間よりプレイバック時間の方が時間を掛けて行います。
続いてベースのレコーディングを行います。
CPR STUDIOをご利用のお客様の場合、ライン録りとアンプ録りを同時に行うお客様が1番多いです。
仕上がり的には上記レコーディング方法がベースの持ち味を最大限に発揮出来るのでオススメしております。
弦楽器はドラムほどマイクを使用しないのですがセッティングに30分は必要になり、その後1時間でレコーディングを行います。
続いてギターのレコーディングを行います。
ギターレコーディングにおいてもベースレコーディング同様にライン録りとアンプ録りを同時に行うお客様が1番多いです。
ギターのアンプ録りは1つのアンプに対して2〜3本のマイクで同時に収録して密度あるサウンドを収録します。
こちらもセッティングに30分は必要になり、その後1時間でレコーディングを行います。
続いてキーボードのレコーディングを行います。
キーボードはアンプなどを使用しないライン録りで行う事が多くセッティングはシンプルになるので時間はそこまでかかりません。
収録する音色が多いとレベル調整などで多少時間は掛かる可能性がありますが1時間ほどで作業を行えます。
最後はボーカルレコーディングです。
今回のボーカルレコーディングは主メロと少しハモりを収録する内容となります。
ボーカルレコーディングはマイクの特性が非常に出やすいので複数マイクから最適なマイクを試し録りしながら選択します。
マイクセッティングから音決めまで30分は必要になります。
上記以外にもCPR STUDIOではPro Toolsのセッションデータのバックアップをご利用されてお客様にはお渡ししているので1曲辺り15分程度必要になります。
まとめ
レコーディング方法やプレイヤースキルに応じて時間数は増減しますが、バンドレコーディングで1曲を録る場合は10時間でのご予約が多いです。
もし時間が余った場合はタイミング修正などのエディットを行ったり、時間が足りない場合は別日作業を行ったり、臨機応変に対応させて頂きますので安心してご利用頂けます
1日でレコーディングからミックスダウン、マスタリングを行うレコーディングスタジオもありますが、サウンド面での仕上がりはいかがでしょうか。
CPR STUDIOでは皆様に自信を持って発信出来る音源を心掛けており、その為には必要な時間を掛けたレコーディングがマストになりますので今回の記事が参考になれば幸いです。
初心者の方もしっかりサポートさせて頂きますので皆様からのご連絡お待ちしております。
【CPR STUDIO】
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