ギターアンプ(Peavey invective.120)を導入しました。
圧倒的な実力と人気を誇るPeripheryのギタリストのMisha MonsoorとPeaveyが共同開発したPeavey invective.120を導入しました。
今までのアンプとは一線を画する新次元のギターサウンドにてレコーディング出来ます。
唯一無二のスピード感とエッジ感を兼ね備えるサウンド
invective.120は多くのギタリストに支持されているPeavey 6505をベースに開発されております。
そもそもPeavey 6505は名機Peavey 5150を踏襲しており、スピード感とエッジ感は他アンプでは再現出来ない唯一無二のサウンドです。
まず全チャンネルを通して言えることかですが、とにかく芯が太く厚みのあるサウンドです。
クリーントーンでのギターソロも余裕でこなせるほどに分厚いサウンドを鳴らしてくれます。
存在感がはっきりとあるサウンドのためギターを前に出すような楽曲との相性は抜群に良いです。
サウンドの指向性としては基本的にマイルドで癖は少なく、癖がないフラットなサウンドであるので空間系エフェクターとのバランスに関しても取り扱いに悩む事はありません。
高音の印象はHIGH(トレブルに該当)よりもPRE(プレゼンス)で行った方が扱いやすいですが、プレゼンスを上げると音圧が増すので、その辺りは触れてみて確かめてみてください。
クランチチャンネルもやはり音が太いです。
常にクリーンブーストをかけてるかのようなファットさがこのアンプの特徴です。
ゲインは上げ過ぎると暴れるためクランチチャンネルのゲインのコントロールはこのアンプの一番シビアな部分ですが、逆にその他のコントロール類は好き勝手に弄っても一貫したキャラクターを保ってくれるので安心の設計と言えます。
歪ませても芯が残るサウンドが特徴でこのクランチチャンネルがレコーディングは1番多様するチャンネルです。
楽曲とハマった時のポテンシャルは他のアンプを超越し、録り音の段階から一段上のクオリティーに仕上がります。
リードチャンネルの第一印象は、「そうそうこの音」と言ったPEVEYアンプに求めていたサウンドです。
PEVEYアンプ特有のミッドの押し出しの気持ち良さが本機にもしっかりと受け継がれております。
Aくらいの音域からLOW Bの音域などの低音域の音の推移も違和感が全くないため、そういったところはモダンヘヴィネスな設計を感じるところです。
寧ろリードチャンネルなのに、低音弦を鳴らしてる時が一番気持ち良いとさえ感じ、低音弦だけ弾きたくなる病を発症する恐れがあります。
中音域はクランチ同様に押し出しが強く前に出てくるので、ミッドのコントロールは気持ち控えめ(12時を回らないくらい)でも十分な中音域を作り上げています。
ミッドと同じく、ハイゲインアンプにお馴染みの歪ましすぎにも要注意です。しかしゲートが付いているので安心の設計となっている点も特徴と言えます。
しかしゲートに甘んじて歪ませすぎると、やはり事故を招くのでそこは気持ち控えめにしましょう。10時くらいで十分に気持ち良く歪みます。
Peavey invective.120に搭載されているゲート機能は効きが素晴らしくミュートプレイのアタックの立ち上がりが早く、プラグインでは再現出来ないクオリティーを実現しています。タイトなリフでも輪郭がありしっかりサウンドが付いてきます。
出力はデフォルトでは余裕のある120Wで、小音量でもアンプパフォーマンスを崩さないハーフパワースイッチ(60W)も装備されています。レコーディングで使用するマイクの最大SPL(そのマイクが対応できる最大の音圧を示す値)が小さい場合は、ハーフパワースイッチをオンにしてボリュームをフル10で鳴らすと密度の高いサウンドで収録出来ます。
他にもMSDI(マイクシミュレートダイレクトアウトプット/XLR)、エフェクトループ(2系統)、MIDI(IN/OUT)、9VDCパワーサプライ(2系統)など多彩な機能を充実させていてギタリスト目線にたった実用的な1台です。
フットスイッチのコントロールキャパシティーも広く、且つ使いやすさを考慮した実用性な設計になっているので今すぐ現場で使えます。
CPR STUDIOではMisha Monsoorが立ち上げたブランドのコンパクトエフェクターHORIZON DEVICES Precision Driveも常設しており、こちらとの併用もオススメです。
まとめ
Djentやメタルは勿論、ロックやフュージョンなど様々なジャンルに対応するフレキシブルなアンプです。
弊社エンジニアも2017年のNAMM SHOWでinvective.120のサウンドに圧巻されて、1年半以上を経ての日本発売となり念願の導入となります。
多くのギタリストを目指すサウンドを網羅するキャパシティを兼ね備えたinvective.120を是非レコーディングでご利用ください。
今までのアンプとは一線を画する新次元のギターサウンドにてレコーディング出来るCPR STUDIOはこちら
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●Bulb – Peavey Invective 120 Demo
●Peavey invective.120 Play through Earthists
●Peavey invective.120 Play through Razor
●invective.120 Head | Peavey(ピーヴィー)
http://peavey.jp/shopdetail/000000000148/