アイソレーショントランス電源が生み出す高音質の秘密)
200Vダウントランスの音質への影響
今回電源トランスを導入して、いち早く変化に気付いたのはモニタースピーカーの出音です。 CPR STUDIOでは複数のモニタースピーカー(ADAM AUDIO S3X-H、EVE AUDIO SC207、FOSTEX NF-01A、VICTOR EX-A1)を使用しており、全てのモニタースピーカーのレンジが広がった印象を受けました。 特に高域はハイハットのキレやカッティングのキレが顕著に聞こえるようになり、ミックスチェックの際も電源トランスを変更して聞こえるようになった帯域を確認される方が多くなりました。 スピーカーの表示用LEDも明らかに鮮明に光っており、十分な電気を供給されている事を証明しております。
海外仕様機材(115V)の特性を余すことなく発揮
ビンデージ機材や海外仕様機材は115V仕様となっており、100Vで使用した場合は本来の性能が発揮されません。(特にEventide H3000S等のようなデジタル機器は定圧以外の電圧の場合、大量のノイズが発生します) ダウントランスの115Vにて動作させる事でHAはゲインを上げた際のノイズが減り、コンプレッサーはコンプレッションした際の密度が高まり、EQは各帯域への掛かりが良くなったりと各アウトボードの特性を十二分に発揮する事が出来ます。 真空管を使用した機材(TUBE-TECH CL1A、TUBE-TECH LCA2B、SUMMIT AUDIO TLA-100A、HHB Fat Man)は今まで以上にウォームになり、サチュレーション効果も上がった事で存在感が増しております。 またPro Toolsを始めとする各種DAWが動作するMac Pro、MacBook Proや外付けHDDも115Vで動かす事により、処理速度が向上してシームレスな動作を実現してます。
音響工事に特化した電気業者による工事
電源トランスに必要な単相200Vは音響工事に特化した電気工事業者により、ブレーカーから電源トランスまではCVケーブルを使用する事で外部からのノイズにも強く、一般的に使用されているVVFケーブルに比べて多くの電流を流せるようになっております。
まとめ
200Vダウントランスは高音質で収録するレコーディングスタジオには必要不可欠であり、レコーディングからミックスダウン、マスタリングまで完全バランス転送で生成された電力で高い品質をお約束します。
【CPR STUDIO】
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