・ピックやスティックなどの消耗品の予備の用意 録音中に弦が切れてしまった場合、スティックが折れてしまった場合、予備のセットがないと大幅に時間がロスすることは想像に難しくないと思います。 事前に確認しておくと心にも余裕が出てきます。 また複数のピック形状(オニギリ型やティアドロップ型など)、太さや長さの異なるスティックもご用意頂けると、突き詰めた音作りを可能にします。 ・ギターやベースの弦の張り替え 各楽器がしっかりとメンテナンスされている状態でレコーディングに臨むことは大切なことで、楽器が仕上がっていないと良い演奏を行っても高いクオリティは望めません。 またボーカルは体が資本であるので体調管理も細心の注意が必要です。 CPR STUDIOの別階にはギターリペアショップDNSを併設しておりますので、弦楽器やエフェクター等の急なトラブルにも対応可能です。 ・フレーズを身に染み込ませておく 意外に多いのがこのケースです。 というのも、「一通りは演奏できるが一部難しいフレーズがあり、そのフレーズが納得いかなくて何回も録り直す」などのケースが多く見られます。 気が付いたら1時間録り直ししていたなんてことも珍しくなく、楽曲を3回通しで録音してもノーミスで演奏できるクオリティであればレコーディングがスムーズに進めることができます。 ・構成譜や歌詞カードの用意 構成譜や歌詞カードはエンジニアとのやり取りにおいて必須なアイテムになります。 エンジニアはお客様の楽曲を初めて聴く場合もあり、楽曲に対してお客様と同等の理解度が得られない場合があります。 例えば「2サビの頭から録り直したいです」など指示があった場合、それは何小節目のことか把握することに時間が掛かってしまいます。 そんな時に構成譜の有無では作業効率が変わってくると言っても過言ではありません。 ・各セクションの構成の呼び方をバンド内で統一 構成譜と通じるものがありますが、同じセクションに対して各メンバーが個別の呼び方を行っているとエンジニアは瞬時に判断することが難しくなります。 事前にどのセクションをどういう呼び方にするかを統一しておくことで、スムーズなコミニュケーションが期待ができます。 ・イメージとなる参考音源 イメージというのはいくら頭の中で鮮明に存在したとしても言葉で伝えることは難しいものです。 仕上がりのイメージに近いサウンドの音源があれば、明確なイメージをお客様とエンジニアが共有しながら作業を進めることができます。 なお、音源に関してはiPhoneやYouTubeでの再生ではなくCD音源での持ち込みを推奨しています。 なぜかというとiPhoneやYouTubeで再生されているデータは人間の聴覚範囲外の帯域をカットしたデータとなります(MP3、AACなど) 本来あるべき帯域が存在しないデータですと、イメージを再現できないということであり仕上がりイメージの共有が難しくなります。 圧縮される前のデータにこそサウンドの胆が含まれているのです。 ・補足 録音を開始する直前に弦を張り替えたいなどのこだわりがある場合など、必ずしも上で書いたことが正しいとは限りません。 重要なことは、「当日に行うこと」と「前日までに行うこと」を分けて考えるということです。 こちらの記事も併せて読んでいただくとより理解が深まると思います。
まとめ
上記にまとめたことはどれも基本的なことに過ぎませんが、だからこそやるとやらないとでは大きな違いが結果として返ってきます。 レコーディングは、当日楽器を演奏するだけだと思っている方は、事前準備について意識して頂けると圧倒的な仕上がりの違いを実感いただけると思います。 時間は限られているので、事前の準備を整えることで余計な時間のロスを防いで納得のいく作品を作りましょう。 リーズナブル料金で高音質レコーディングが行えるCPR STUDIOはこちら]]>
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