国内、海外と問わず精力的に活動するベーシストであるRAYJI氏。
2019/12/25にリリースされる7th Single『No One』にて使用されたレコーディング機材、レコーディング方法をピックアップしたいと思います。
指弾きからスラップはもちろん、あらゆる奏法を多用するRAYJI氏のサウンドの秘密を徹底解剖します。
また今回は7th Single『No One』のベースプレイも収録しているのでお見逃しなく。
様々な環境にも即時に対応出来るレコーディング機材
ベースはFender Custom Shop Jazz Bassをメインに使用。路上ライブや海外公演も共にしているタフな1本でボディーやネックには傷跡があり、これまでの大きな経験と風格が伺えます。
ヘッドアンプはCPR STUDIOの常設のHARTKE MODEL7000、キャビネットはTRACE ELLIOT 1048T。エフェクターでサウンドメイキングを行なっているので、アンプのセッティングは基本的にフラット。
エフェクターはTc electronic POLYTUNE 3(チューナー)、EBS/MultiComp Studio Edition (コンプレッサー)、Darkglass Electronics Microtubes B7K Ultra(プリアンプ、DI)、XOTIC Bass RC Booster (ブースター)、MXR M108S 10 Band EQ 10 バンド イコライザー (イコライザー)の順番で接続されています。
EBS/MultiComp Studio Editionではスラップのアタックを慣らす程度にリダクションされて、Darkglass Electronics Microtubes B7K Ultraで基本的な音作りを行なっています。
その後XOTIC Bass RC Boosterで現場レベルでの微調整を行い、MXR M108S 10 Band EQ 10 バンド イコライザーで補正をかけるシグナルフローになっています。
キャビネット前に立てられているマイクはAudix D6とAKG D112。
Audix D6で押し出しの強いベースサウンドを捉えて、AKG D112で超低域と呼ばれる周波数帯域を補正しています。
またレコーディングの際はライン録りも同時に収録しており、ライン録りとマイク2本を混ぜてベースサウンドを作り上げています。
まとめ
RAYJI氏は普段あまり深くサウンドについて語ることがないとの事で今回は貴重なTIPになりました。
今回収録されていない部分においても多種多様なサウンドを使いこなしていたので是非ライブや音源でベースの幅広さを体感して頂ければと思います。
今後もアーティストのレコーディング機材やレコーディング方法などを特集して行きますのでお楽しみに。
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