Pro ToolsやCubaseを起動する際に必要になってくるのが認証用ドングルになります。(Pro ToolsでしたらiLok、CubaseでしたらUSB-eLicenser)
Pro Toolsに関してiLok Cloudでのオンライン認証も可能ですが、常時インターネット接続状態でないと使用出来ない制約があり、多くの方はドングル認証を使用していると思います。
認証用ドングルは物理的に管理出来る反面、故障時にDAWが使えなくなるとデメリットもあり、レコーディングエンジニアにとってドングル管理は重要なタスクとなっています。
今回はドングルが故障しにくくなるポイントをご紹介したいと思います。
ドングルを守るUSB延長ケーブル
認証用ドングルが物理的に壊れる要因としてドングル折れがあります。
PCのUSBコネクタに認証用ドングルを直接挿していると、ふとした事でドングルが何かにぶつかり折れてしまうことがあり、それを防止するのがUSB延長ケーブルです。
5cmほどの短いケーブルで十分で、このUSB延長ケーブルをつけていることで衝撃が緩和されてドングル折れを防ぐことが出来ます。
またギターやベースのなどのジャックの抜き差しすると耐久性が落ちてきていずれかは音が出なくなるように、USBにも抜き差しの耐久性が存在します。
抜き差し上限回数は以前リリースされていたiLok1は1500回、iLok2は12500回と言われており、現行iLok3はそれ以上の耐久性があると言われているものの、物理的リスクは伴っています。
USB延長ケーブルを使用して間接的接続することで抜き差しの耐久性を下げる事を防げます。
まとめ
iLokなどのUSBドングルが使用出来なくなるのはクリエイターにとって死活問題になるので、是非事前の故障防止の対策はオススメします。
ProToolsを10年以上使用している筆者もUSB延長ケーブルを使用しているお陰で1度もiLokが故障した事はなく、その恩恵には感謝しています。
今後も皆さんにとって役に立つ情報を発信して行きたいと思いますので、チェックのほどよろしくお願い致します。
熟練エンジニアが楽曲の魅力を最大限に引き出すCPR STUDIOはこちら
【CPR STUDIO】
HP:https://cpr-studio.jp/
Twitter:https://twitter.com/cpr_studio
Facebook:https://www.facebook.com/Cprstudio/
Instagram:https://www.instagram.com/cpr_studio_jp/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCNDqi4o6aFQCaBRXsEyj4eQ