VRZELのボーカル、ギターのレコーディングを行っておりました。
ニュアンス重視のギターサウンド
ギターレコーディングではアンプにDIEZEL HERBERT、Marshall JCM2000 TSL100の2種類を使用しております。 HERBERTはダウンチューニング楽曲に必要な豊かな低域と押し出しの強い音圧が特徴で、近年最も人気のあるギターアンプです。 CPR STUDIOのギターレコーディングでも使用頻度は高い1台です。 HERBERTの音をOLD NEVEのHAと1176LNで更に密度の高くして、塊のような迫力のあるギターサウンドを収録しております。 JCM2000とギターにはMOGAMIのケーブルを採用してフラットな音作りでHERBERTに上手く混ざるサウンドに。 Marshall独特の歪みの粗さがオケに混ざると絶妙なアクセントをつけて良いバランスで味付けします。
ボーカルの特徴を生かすマイキング
ボーカル録りはマイクにNEUMANN U87Ai、HAにShadow Hills MONO GAMA、コンプレッサーにUniversal Audio 1176LN、ADにAPOGEE ROSETTA 800を使用しております。 MONO GAMAとROSETTA 800を併用する事で中域が際立つパワフルなサウンドに。 声質や歌い方によってマイキングも変化をつけており、今回は87Aiを上から下向きに狙う事で低域もしっかり収録しております。
まとめ
レコーディングスタジオ常設ギターアンプにはバラエディーに富んだ5種類(DIEZEL HERBERT、Marshall JCM2000 TSL100、Mesa/Boogie Dual Rectifier、Hughes&Kettner TRIAMP MKII、Roland JC-120)を用意しておりますので、モダンヘビーサウンドからクリーンサウンドまで網羅しております。 特にHERBERTを常設しているスタジオは滅多にないので、HERBERTをお目当てにレコーディングやリアンプを行う方も多く、その人気を物語っております。 Pro Toolsにて過去のテイクを保管しておりますので、過去のテイクを遡りプレイバック可能で、 例えばボーカル録りにて1部分のニュアンスのみ前テイクのデータを生かしたい、ブレスのみ最新テイクを使いたいなど細かいご要望にも対応しております。 またピッチ修正を行うとニュアンスが崩れて本来の持ち味を行かない場合もあるので、出来る限りピッチ修正を行わない編集で最大限に録り音を生かしております。 原音に忠実な収録方法、編集方法でニュアンスを生かすCPR STUDIOはこちら VRZEL OFFICIAL SITE 【関連記事】 ⇒レコーディング(VRZEL) ⇒VRZEL 1st Mini Album『MUZZLE』にレコーディングで参加しております。]]>
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