ベースは綺羅氏所有のSpector Legend 4X Classic、アンプはAMPEG B5R (HEAD)とTRACE ELLIOT 1048T (CABINET)、DIはAVALON DESIGN U5、エフェクターはTECH21 Bass Driver DI(プリアンプ)とEBS MULTICOMP(コンプ)を使用しております。 ライン録りをメインに音作りを行い、不足する低域はアンプ録りでカバーする事で、 ダウンチューニングの楽曲であっても、しっかりしたベースラインが見えて、キックとの混ざりを良くなります。 ライン録りのみの場合はWAVES RBASSやMAX BASSなどを使用して低域補強を行いますが、 アンプ録りでの低域補強を行う方がより自然で音圧も増すので、当スタジオをご利用の方の殆どはライン録りとアンプ録りを同時に行っております。
複数アンプを使用して多彩なギターレコーディング
ギターは燎夜氏所有のESP FRXとDNS 蜉蝣蝶蛾、ヘッドアンプはDIEZEL HERBERTとMesa/Boogie Dual Rectifier、キャビネットにはMarshall 1960AとMesa/Boogie 4×12 Rectifier Standard Slantを使用しております。 通常ギターレコーディングのバッキング収録では左右を別々に録り、フレーズは勿論、音作りでもキャラクターをわける事により個性豊かなバッキングを演出します。 当スタジオには4種類のヘッドアンプと2種類のキャビネットを用意しておりますので、 左右のギターパートをお好きな組み合わせで別々のアンプとキャビネットで収録する事が可能です。 今回はDual RectifierとRectifier Standardで低域重視パート、HERBERTと1960Aの組み合わせでリードパートを収録しており、他オケに埋もれないバッキングには圧巻です。
用途に応じた2種類のマイクで収録するボーカルレコーディング
ボーカルマイクはNEUMANN U87AiとLEWITT LCT940を2本同時にセットアップして、 楽曲にマッチするマイクを入念に確認して決定しております。 U87AiにはVINTECH AUDIO X73(HA)とUniversal Audio 1176LN(COMP)、LCT940にはNEVE 1272(HA)とShinya’s Studio 1U76 Rev.D(COMP)を結線しており、 今回は主旋律にはU87Ai、コーラスにLCT940を使い分けてます。 LCT940は真空管とFETの割合を任意に決める事が出来る非常に便利なマイクで、定番マイクU87Aiと同様使用頻度が高いマイクです。
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