ベース録音は「DIでライン録りするか、アンプを鳴らしてマイキングするか」の二択で語られがちですが、実際にはこの二つをどう組み合わせるかで音の輪郭が大きく変わります。今回CPR STUDIOでの実例を交えながら、ベース録音の基本的な考え方をご紹介します。
DI(ダイレクトボックス)でクリーンな信号を確保する
ベース録音の土台になるのが、DIを通したライン信号です。当スタジオにはAvalon Design U5、Radial JCRといったDIをご用意しており、いずれもベース本来の音の芯を損なわずに録音できます。特にAvalon Design U5はクリアで解像度の高い音色が特徴で、そのままでも十分に存在感のある低音を録ることができます。DI録りは後からアンプシミュレーターでの音作りやミックス時の処理がしやすいというメリットもあり、まず迷ったらDIを立てておくと安心です。
アンプ収音でキャラクターと空気感を加える
より生々しい質感が欲しい場合は、ベースアンプを鳴らしてマイキングする方法が有効です。当スタジオではAmpeg SVT-4PROやDarkglass Alpha Omega 900といったベースアンプを使用でき、アンプ本体の歪みや低域の押し出し感を活かした収音が可能です。キャビネットにはAUDIX D-6やAKG D112のような、低域の収録に特化したマイクを近接させることで、部屋鳴りを含めた立体的な低音を捉えられます。
DIとアンプ収音を組み合わせるという選択肢
実際のレコーディング現場では、DIとアンプ収音を同時に録っておき、ミックス時に二つの音をブレンドする手法もよく使われます。DIのクリーンな輪郭とアンプ収音の質感を混ぜることで、単体では得られない厚みのある低音に仕上げやすくなります。曲のジャンルやアレンジによって配分を変えられるよう、迷ったら両方を録っておくのがおすすめです。
【CPR STUDIO】
HP:https://cpr-studio.jp/
Twitter:https://twitter.com/cpr_studio
Facebook:https://www.facebook.com/Cprstudio/
Instagram:https://www.instagram.com/cpr_studio_jp/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCNDqi4o6aFQCaBRXsEyj4eQ