レコーディングにおいて、マイク選びは音質を大きく左右する要素のひとつです。特に「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の使い分けに悩む方は多いのではないでしょうか。今回は、それぞれの特徴と適した用途について、CPR STUDIOに実際に常設されているモデルや現場での具体的な使いどころも交えながらご紹介します。
ダイナミックマイクの特徴と得意なシーン
ダイナミックマイクは構造がシンプルで丈夫、かつ感度が低めなのが特徴です。高音圧に強く、音売れや歪みが生じにくいため、アンプのスピーカーに密着させて収音する「近接マイキング」や、ライブの大音量現場でも安心して使えます。CPR STUDIOでは、定番のShure SM57をギターアンプのコーン収音やスネアのトップに、SM58を弾き語りボーカルや仮歌録りに、Sennheiser MD421をタムやバスドラムのマイキングにと、セッションの内容に合わせて使い分けています。価格の割に耐久性が高く、セッティングもシンプルなため、初めてのバンド録音や限られた時間でのパンチ録りにも向いています。周囲の雑音や部屋の反響を拾いにくいため、宅録環境でも扱いやすいマイクといえます。
コンデンサーマイクの特徴と得意なシーン
コンデンサーマイクは感度が高く、繊細で広い周波数帯域を収音できるのが特徴です。息づかいのニュアンスや子音の細かい響きまで拾えるため、レコーディングブースでの丁寧なボーカル録音や、アコースティックギターの繊細なタッチ感の描写に向いています。CPR STUDIOでは、NeumannのU87をメインボーカルやナレーション収音に、同じくNeumann U67を深みと温かみのあるバラードボーカル録音に、AKG C414をアコースティック楽器やピアノ、ドラムのオーバートップなど幅広いソースにご利用いただいています。ハイエンドなモデルならではの、後のミックスでの作り込みが少なく済む自然な質感は大きなメリットです。ただし感度が高い分、部屋の反響やノイズも拾いやすいため、吸音や防音がある程度整った環境での使用がおすすめです。また、駆動には基本的にファントム電源が必要になる点にも注意しましょう。CPR STUDIOのブースは適度な吸音処理を施しているため、コンデンサーマイクの性能を最大限に引き出して録音できます。
CPR STUDIOでのマイク選びについて
CPR STUDIOでは、ここでご紹介したSM57・SM58・MD421などのダイナミックマイクと、U87・U67・C414などのコンデンサーマイクを、収音する楽器やパート、さらにはボーカルの声質や楽曲の雰囲気に合わせて組み合わせ、最適なマイキングをご提案しています。「どのマイクを使えばいいかわからない」という方も、スタッフが当日の機材構成をご提案しますので、お気軽にご相談ください。
【CPR STUDIO】
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