ギターアンプの音は、ヘッドだけでなくキャビネット、スピーカー、音量、ピックアップ、チューニング、演奏のタッチ、マイク位置の組み合わせで決まります。CPR STUDIOでは複数のアンプヘッドとキャビネットを用意し、初めて実機を使う方には安全な接続と音作りの順序から、経験者にはゲイン構造、低域の制動、マイキング、DIを残したリアンプ設計まで対応します。
アンプを音楽性と役割で選ぶ
透明感のあるクリーン、エッジのあるクランチ、厚みのあるリード、タイトなハイゲインなど、必要な音は楽曲と演奏によって変わります。Marshall JCM800 2204/JCM2000 TSL100、DIEZEL HERBERT、Mesa/Boogie Dual Rectifier、EVH 5150III、Peavey invective.120、LEE JACKSON XLA-1000、Hughes&Kettner TRIAMP MKII Alex Lifeson Edition、Koch Powertoneなどから、音域、反応、曲中での役割を基準に選びます。
キャビネットで完成する音を考える
定番のMarshall 1960Aを軸に、Orange PPC212、BASSON B412、DIEZEL V-412、Mesa/Boogie Road King Slant Cabinet、Mesa/Boogie Rectifier Standard Slant Guitar Cabinetを選択できます。ヘッドとキャビネットの組み合わせは、インピーダンスと許容入力を確認したうえで行います。Fender Tone-Master CSR-3 Head + 212 Cabinet SetとFender TWIN AMPは一体の機材として扱い、ほかの汎用キャビネットと自由に組み合わせるヘッドとしては使用しません。
歪みを増やす前に輪郭を作る
クリーンでは弦の分離と空気感、クランチでは演奏の強弱、強い歪みではアタックと低域のまとまりが重要です。ゲインと低域を上げすぎると立ち上がりが曖昧になることがあります。アンプの前段、ピックアップ、弦、演奏の強さ、キャビネットを含めて整理し、必要な倍音だけを残します。収音にはSHURE SM57、SENNHEISER e609、AKG C414B-XLSなどを用い、複数本を使う場合は位相を確認します。
DIを残せば後から比較できる
レコーディング時にクリーンなDIを同時に残すと、テイクを変えずに別のアンプや設定でリアンプできます。宅録のDI素材を持ち込む場合は宅録データ持ち込みもご確認ください。